異形博物館【オカルト・ホラー】

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【アスピドケロン】海上に浮かんでいる姿は島の如し

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異形博物館【オカルト・ホラー】250人目標 - YouTube

ギリシア語で「アスピドケローネ(蛇亀の意)」とも呼ばれる。

その名のとおり巨大な海電や魚のような姿をしており、海上を浮島のように移動する。硬い皮膚には海藻が張りつき、浮かんでいる姿は島にしか見えない。

体躯に似合わず主食は魚で、ロから甘い香りを放ち、寄ってきた魚たちを食べていると言われる。

この怪魚は『千夜一夜物語』『動物誌』など様々な物語に登場するが、中でも有名な逸話がある。

船乗りが怪物を島かと勘違いして上陸し、その背中で火を焚いたところ、怪物は目を覚まして海中へと潜ってしまった。

哀れな船乗り達は海に放り出され、多くの者が犠牲になったという。